Fanny at Chez Panisse / Alice L. Waters
は「本まるさんかくしかく」で販売中です。
NHKBSでアリス・ウォーターズの30分番組を
見ました。
「食」で世界を変えたいというメッセージが
番組冒頭にシッカリ、述べられていました。
その根幹には食育というのでしょうか。
家族や仲間と食卓を囲むこと。
食材はマーケットや工場で出来るのではなく、
この地球や農業を気にかけている人々によってつくられていること。
そして、そのことを知って、できれば参加することで
食べることが大切なことであること知って欲しいと。
なるほどの内容で
心中で賛成の挙手をしておりました。
大学の下宿時代、
一人で食事することは寂しいし、
メニューへの興味も次第に無くなっていった記憶が
後押ししたのも、賛成の理由です。
ただ、
オーガニック食材に
個人的にあまり興味はないのです。
高校卒業まで、
朝晩は家族4人で食卓を囲み、昼は弁当でした。
父親は毎週末、内房で海釣り、
母親は家庭菜園で大量に野菜を育てていました。
当然、どちらもお手伝いがありますので、
喜んでというか、
しょうがないという感じでした。
そのせいでしょうか。
家でご飯を食べること、
朝食を必ず食べることに
努力した記憶はありません。
カミさんも同じようで、
ほぼ、外食がない状態です。
世界を変えるつもりは
ありませんが、
「うまい」
「これ、お初」
「もう、梨かぁ」
とか言いながら
食べることで、
四季や旬を感じとり、
家族の様子もインプットできるのは
幸せなことと
普通に思います。