名取洋之助の仕事 大日本
犬伏英之、羽仁進、山岸章二
石元泰博、田中一光
西武美術館
1978年
ソフトカバー
267×216mm
は「本まるさんかくすかく」
で販売中です。
「名取洋之助って」
被写体はもちろん古いわけですが、
写真にレトロ感はなく、
むしろモダーンな視点が
冴え渡っているとおもいませんか。
唸ってしまいます。
海外の読者を意識したからこそ、
日本人が発信する、
日本人ができる、
日本を
カッコよく、
切り取れたのでしょう。
フォト・ジャーナリズムの黎明期、
日本に西欧式の報道写真や方法論を
持ち込んだ先駆的な写真家・編集者の名取洋之助。
ドイツで出版されていた幻の写真集
「大日本 GROSSES JAPAN」と、
亀倉雄策・土門拳らを輩出した対外宣伝誌
「NIPPON」を中心に、
その業績の数々を編纂した作品図録です。