I Am Dandy:
The Return of the Elegant Gentleman /
Sven Ehmann (編集),
Rose Callahan (写真) /
Gestalten 2013 /
Hardcover 232x295mm 256p /
は「本まるさんさくしかく」
で販売中です。
本書は現代のダンディズムを
スタイル、態度、哲学など、
様々な切り口で高らかに
語られているようです。
世の評価は
こんな感じです。
"世界で最もこだわり密度が
高い紳士に興味のある読者にとって、
この本は恐ろしく美しく豊かで
魅力的な本である。"
ダンディズムとは
なんなのでしょう?
フラットな心と視点でなければ、
理解しきれない男たちだと
断言するしかないというか、
諦めるしかありません。
服は嫌いではないので
少しばかりのこだわりは
持ち合わせています。
でも、
へェー。
そういうことになって
しまうのですね。
という想像を超えた人間たちです。
『サプール』という呼ばれる男たちが
アフリカには居て、
世界の一流品を身にまとい、
全財産をそれにつぎ込み、
お洒落のためだけに生き、
人生を捧げているらしいのです。
その言い分は
記憶に寄れば、
こうです。
お洒落はルールである。
お洒落は礼節である。
お洒落は先生である。
お洒落こそは世界平和である。
内戦で多数が亡くなった
アフリカの街。
男たちが町内会の
人気者ものとして、
一目置かれ、
尊敬される人間になることを
目指す。
これがサプール。
世界平和とダンディズムの
分かる気もするけど、
難しくも微妙な関係。