Wake Up, Sloth! / Anouck Boisrobert , Louis Rigaud
は「本まるさんかくしかく」で販売中です。
美しい仕掛け絵本ですが、
鉄の歯を持つ機械によって
絶えず伐採されているアマゾン熱帯雨林の
物語なのです。
この物語には
何のために
伐採されているのか
描かれていないので
そこに
具体的な
メッセージは不明なのです。
最近、森林火災のニュースを
耳にすると
わたしの中にも
地球って、
大丈夫？
思いが瞬間的に沸き上がります。
思い出しました。
あるデザイナーの話。
そのデザイナーは
環境保護に熱心に見える
お洋服を作っています。
でも、
エコとか
無農薬食材とかに
過激な心情は持っていないようで、
クルマ好きなのです。
数台の外車を乗り回しています。
純粋にプロダクトの可能性に
大いに興味があって、
それによって、
豊かな感性や生活が育まれるという
持論であった記憶しています。
その根本は
素材を使いきるプロダクトを心がけ、
最後まで大事に利用し尽くすこと。
そう決めているとのこと。
人間は地球をいじめなければ、
生きていけない罪深い生き物。
クルマに乗らなくても、
電車やバスには乗るでしょ。
石油や原子力から離れられないのです。
このクルマは既に15年ですが、
でも死ぬまでのります。
と
デザイナー。
日常生活の中で
無駄をしないこと、
ものを大事にすること、
古きものの価値も
理解しようとすることは
私に出来る
地球との付き合い方も。
