本まるさんかくしかく Blog

古書販売の「本まるさんかくしかく」のオーナーブログです。 見た目の良さにこだわって、少し不思議だけど素敵なビジュアルの古書を趣味で集め、 気づけば、数千冊に。今では販売するまでになりました。ここで個人的な感想とともに 古書をご紹介していきます。

小松義夫・世界のおもしろ住宅

Living on earth :

小松義夫・世界のおもしろ住宅 /

小松 義夫 /

松下電工汐留ミュージアム /

崑崙企画 /

松下電工汐留ミュージアム /

2004年 / 71ページ /

230x230mm / ソフトカバー 

は「本まるさんかくしかく」

で販売中です。

 

 

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2004年、展覧会に合わせて、

出版された展覧会図録です。

 

 

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写真家:小松さんはいいます。

 

家は

「過酷な自然からの避難所」

「子供を育てる鳥の巣のようなもの」

「家族がくつろぐ空間」など

いろいろな意味があります。

 

 

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何十年、何百年も

そこに建っていた家が

我々から見て未来的な形だったり

土地の材料を無理なく使って工夫され、

まるでその土地から

キノコや植物のように

生えてきたように

感じることもありました。

 

 

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ここにある家は

なんて面白いカタチを

しているのでしょう。

どうして?

いつから?

なんて疑問が

湧いてきます。

 

著名な建築家が

いるわけでもないのに。

時にはカッコイイのも

あります。

 

 

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自然の風や日光や水などの利用を考え、

環境に配慮した建築が

世界的に評価を集めた

建築家:グレン・マッカート展を

思いだしました。

彼の家は地元の材料では

なかったと記憶していますが。

考え方は同じかも。

 

 

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そう思うと

自分たちは

エアコンや断熱材なしでは

間違いなく

生きていけない。

たいへん過酷な

場所にすんでいるんですかね?

 

最後の写真は

マッカートの作品。