山に遊ぶ雲 / 串田孫一 著 三宅修 写真 / 彌生書房 1958年 / ページhardcover / 173×187mm
は「本まるさんかくしかく」で販売中です。
串田孫一のエッセイ集です。
山岳写真家、三宅修によるモノクロ写真図版が
所々、添えられています。
最初に読んで、
そして、見た画文集です。
骨太のモノクロ写真と
平易で飾らない文章のいい関係が
心地良いのです。
だから、サッと読み終わりました。
気持ちの良い詩集のような本です。
2015年、
「串田孫一 生誕100周年」展覧会を
見学のため、小金井市立はけの森美術館に出かけました。
展示内容は「串田と美術」にフォーカスされていて、
油彩画、スケッチ、絵本原画や挿絵原画などを
存分に楽しむことができました。
見るところ、
それはあくまで、自由で素朴でした。
私の大好きな児童書「ひとりでやまへいったケン」
(福音館書店1961年)
も大事そうにガラスケースに収められていました。
そもそも、
エッセイストなのですが、
画業で展覧会ができるところが
多芸と言うか、
もはや画家です。
ちょっと前、
12色ペンと色鉛筆とスケッチブックを
カミさんから
もらったことを思い出しました。
久しぶりに
描いてみます。
けっこう、
無条件に褒めてくれるので、
けっこう,
やる気になります。