つきがみていたはなし /
作: もり ひさし、絵: きくちとしはる /
こぐま社 / 1979年 / 217x305mm / 36ページ /
ハードカバー / 1,600円+160円=1,760円
は「本まるさんかくしかく」
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山の学校の庭では、
満月になると森の動物たちが一晩中、
遊んだり、踊ったり。
その楽しげな様子を
教室の窓から見ていた粘土や絵の動物たちは、
明け方、
山に帰っていく動物たちに、
小さな声で「またおいでね」といいました。
ところが嵐の去った翌日、
満月なのに動物たちはやってきません。
かなり、
地味な絵本。
夜の深いブルーに、
明るい月、
黒の動物たちのシルエット。
静かな夜のできごとに、
シックな木版画が、
イイかんじです。