On weathering : the life of buildings in time /
Mohsen Mostafavi and David Leatherbarrow /
MIT Press / 1993年 / 230x233mm /
139ページ / Softcover / 4,950円
は「本まるさんかくしかく」
で販売中です。
「紙の教会」の坂茂さんが
たしか、TVで言った話。
鉄筋コンクリートで造られても、
その建物が人々に
愛され続けなければ、
パーマネントな建物にはなれない。
仮設なのです。
ウェザリング(風化)は
建物が避けて通れないことと承知したうえで、
時間経過を考慮し、保守と崩壊の技術的問題を
考察した一冊のようです。
不確実で必然な風化に敵対するのではなく、
建築の継続的プロセスとして見ることによって、
歴史的建造物へと変わる新しい価値感と
新しい建築プロジェクトの必要性をも
示しているそうです。
大事な建物として愛し、
守り続ける気持ちと
それと同等の適切なメンテナンスが、
パーマネントな建物となるためには
必須条件であると、
この本は言ってるはずです。
たぶん。