マンホールの蓋 / ヨーロッパ篇 /
林 丈二 (著) / サイエンティスト社 1995年
254 x 182mm / 101ページ /
は「本まるさんさくしかく」
で販売中です。
著者がヨーロッパで
111日間1996枚
撮影したマンホールの蓋。
日本とは違うマンホールのデザインを
堪能出来るカラー写真集です。
マンホールの蓋の本が
出世作となったのは
観察収集家:林丈二。
インスタグラムでも
この蓋に特化した投稿は
たくさんあって、
世界中のマンホールが
楽しめますが、
20年以上前には
すでに林氏がいたのですね。
じつは、路上観察学会に
属しているそうです。
路上に隠れる建物(もしくはその一部)
・看板・張り紙など、
通常は景観とは見做されないものを
観察・鑑賞する団体で
あるものの、
ゆるやかな繋がりの
本の出版集団だそうです。
街の細かなディティールまで
覗き込むことに
普段、興味は無いのですが、
この蓋の如く、
まとめて見せられると
執念というか、
パワーというか、
を感じます。
この団体の書籍を
眺めていると
比較、
憶測、
想像
法則、
なんて言葉も
浮かんできます。
多分、
街は面白いものに
溢れている。
ようです。