アンテスとカチーナ人形:現代ドイツの巨匠とホピ族の精霊たち/ The Japan Association of Art Museums(美術館連絡協議会) / 2004年 / 英文&日文 / 240x175mm / 69p+71p / hardcover
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ホースト・アンテスの展覧会図録。その魅力に取り憑かれたカチーナ人形のコレクションが彼の作品と同等以上に収録されています。これだけ、まとまった図録は初めてです。ワクワクです。
<カチーナ人形とは?>
横向きの大きな頭とたくましい手足からなる原始的人物像〈頭足人〉。アンテス作品の代表的なこのモチーフは、神話的な世界を醸し出しながらも、空虚な光景に置かれることで、現代人の精神世界をも象徴しています。万物に宿る精霊を表現したカチーナ人形。その芸術性の高さ、そしてそこに込められた時間を超越した宇宙観は、1920年代にシュールレアリスムの画家たちを魅了し、世界各地であらためて関心が寄せられています。