Plates and Dishes:
The Food and Faces of
the Roadside Diner /
Stephen Schacher /
Princeton Architectural Press 2005 /
Softcover 203x249mm 160p / 4,950円
本書は延々と
脂っこい料理が続きますが
その店内景色にこそ
反応してしまいます。
いい感じです。
調味料、
額装された星条旗、
いろんな置物、
使い道不明の電化品、
彼女たちのTシャツ、
などなど。
写真の隅々まで、
アメリカン。
Stephan Schacherが、
アメリカ全土の
ダイナーとそのカルチャーを
記録した写真集です。
副題に
「The Food and Faces of the Roadside Diner」
とあるように、
テーブルにサーブされた
料理と、
店員の女性の
構成されています。
Josef Koudelka / Photo Poche 15 /
Josef Koudelka /
Centre National de la photographie Paris /
1984年 / 190x125mm / 67作品 /
Softcover / 仏語 / 3,300円
は「本まるさんかくしかく」
で販売中です。
サインが
なかなかもらえないばかりか
会うこともかなわない
写真家と
聞いたことがあります。
なかなか会えない理由は
いろいろあるでしょうが、
現場の一瞬の出来事に
すべてを捧げたのですね。
「プラハ侵攻」
「ジプシーズ」
「エグザイルズ」などの
作品で知られるチェコ出身の
写真家ジョセフ・クーデルカの
代表的な作品を収めた
ポケットサイズの写真集です。
Todd Hido on Landscapes, Interiors, and the Nude /
The Photography Workshop Series /
Todd Hido / Gregory Halpern (序論) /
Aperture / 2014年 / 128ページ /
253x195mm / 英文 / Softcover / 4,400円
は「本まるさんかくしかく」
で販売中です。
仕事が終わって、
家が近づいて、
灯りが分かると、
うれしい。
川瀬巴水の新版画には
いつも
水と
本当に小さいけれど
営みの灯りがあります。
だから、
文句なく、好き。
アメリカには
ハウス・ハンターの
トッド・ハイドが
います。
彼には「HOUSE HUNTING」という
写真集があります。
美しいのに
なんだか
怪しいいというか、
ミステリアスというか、
一人っきりな
を感じます。
そう
インテリアも
ヌードもです。
著名な写真家を講師として招き、
写真論や制作アプローチについての
話を聞くことができる、
「The Phtotography Workshop Series」。
トッド・ハイドの得意とする
印象的な風景、ポートレイトについての
方法論やモチベーションを
理解することができるようです。
また、収録写真も充実、
写真集としても充分楽しめます。
Beyond the horizon /
Photos of the sea
and its new faces /
稲越巧一 / 凡々社 /
1977年 / 290x225mm /
84ページ / 日本語・英文 /
ハードカバー / 3,300円
波うち際の写真。
いいですよね。
海から
100mほどに家が
あったので、
まさに浜は
庭のようなもの。
小さな子供でしたから、
昼間の静かで池のような
そして、透き通った海しか、
記憶にございません。
今は防波堤が出来て、
面影どころか、
浜自体が無くなっております。
きっと、
いろんな波打ち際を
見ているはずなのに
思いだせません。
残念無念。
昔のままなんて
まず
あり得ないのは
分かっては
いるですが。
稲越功一が
70年代に撮影した
波打ち際の写真が
収録されています。
リチャード・ロジャース・パートナーシップ /
ロイズ・オヴ・ロンドン / 建築と都市 /
a+u #198 / 1987年3月号 /
エー・アンド・ユー出版 /
220x293mm / 130ページ / 1,650円
ロンドンで
宿泊したホテル。
名前は忘れました。
スローンストリートから
ちょっと入ったところ。
5階建てくらいで、
50室程度。
英国の古き良きホテルの
典型だと予約してくれました。
本当に小さい、
誰かの家のような感じ。
豪華ではないけれど、
質素ながら、
歴史と設が
とても品がいい。
でも
部屋には小さすぎるベットと
素っ気ないクローゼットのみ。
電話もあったけれど、
エアコンはなし。
その年のロンドンは
珍しく暑かったので、
かなりキツい瞬間も。
部屋はあえて粗末といいますが、
部屋から見る、
ロンドンの高級アパート街の
眺めはいいものでしたし、
共有の廊下、階段、
エントランスなどは
それはそれは
可愛らしくも思える
空間でした。
だから、
シティのロイズも
見ておけば、
良かった。
「今、われわれは何処にいるのか
そして風土建築の
気付かれざる可能性について」
ピーター・フランデル・ジョーンズ
MEN'S CLUB メンズクラブ
52号・59号・60号・67号・71号 /
婦人画報社 / 1966年～67年 / 288x213mm /
ソフトカバー / 各2,200円
中学の時、
近所の本屋に
月決めで予約してました。
「MEN’S CLUB」。
端から端まで
何回も見てました。
お金も店もないので
ほぼ憧れの品は
手に入りませんでしたが
至福の時間でした。
時々、
カワイイ女の子の
載っていたり。
で、
頭でっかちになって、
高校生になったわけです。
Tropical Deco /
The Architecture and
Design of Old Miami Beach /
Laura Cerwinske / Rizzoli /
1981年 / 210x240mm /
96ページ / softcover /
英文 / 3,300円
ローラ・ツェルヴィンスケは、
この地域の過去と未来の
両方を語りながら、
トロピカルデコ、
すなわち
オールド・マイアミビーチの
建築とデザインを紹介しています
アール・デコ建築といえば、
旧朝香宮邸、
ちょくちょく
覗きにまいります。
幾何学図形のモチーフや
機能的なフォルムだったり、
スピード感な直線が
溢れております。
お気に入りは
3階のウインターガーデン。
市松模様で
開放的でカッコイイ空間。
ときどき、公開されています。
20世紀はじめ、
世界中で流行した
マイアミにも
大きな影響を与えたようですね。
オールド・マイアミビーチには
アールデコ建築が
たくさんあるようで、
ここのは
トロピカルカラーの
直線的対比が
大いに目立ちますね。
所変われば、
アールデコも変わる。
いろいろ
あるようですが、
リゾートにはうってつけの
異空間なカンジがカワイイ。
