本まるさんかくしかく Blog

古書販売の「本まるさんかくしかく」のオーナーブログです。 見た目の良さにこだわって、少し不思議だけど素敵なビジュアルの古書を趣味で集め、 気づけば、数千冊に。今では販売するまでになりました。ここで個人的な感想とともに 古書をご紹介していきます。

グラフィックデザイン 第21号 / 編 : 勝見勝

グラフィックデザイン 第21号

/ 編 : 勝見勝 ; アートエディター : 原弘 ;

文 : 剣持勇河野鷹思 ; 表紙デザイン : 木村恒久 /

ダイヤモンド社 / 1965年10月発売 / 300x260mm /

89ページ / ソフトカバー / 3,000円+300円=3,300円

は「本まるさんかくしかく」

で販売中です。

 

デザイン雑誌を

パラパラしていたら、

キレイなページを

見つけましたので

ご報告。

 

 

f:id:hon034shop:20220126230024j:plain

hon034.stores.jp

 

フォトグラムを用いた作品。

カメラを用いずに、

印画紙の上に直接物を置いて、

感光させる手法だそう。

 

 

f:id:hon034shop:20220126230048j:plain

f:id:hon034shop:20220126230121j:plain



 

マックス・フーバーさんの言葉。

 

形も大きさもとりどりな竹製の

大きなザル、小さなザルが、

日本では、日常の生活に用いられている。

それから、

マキスやスダレも、日本の家では、

独特な形で使われている。

 

そうした単純ではあるが、

典型的な品々で、

私は、グラフィックデザインを展開してみた。

 

 

f:id:hon034shop:20220126230134j:plain

f:id:hon034shop:20220126230149j:plain




費用のかかる写真ではなく、

フォトグラムで、二重三重に重ねて印刷にのせると、

ザルやマキスはさまざまの空間や価値に変貌し、

こうして、

伝統的な日本建築にみられるのにも似た、

多彩な網目スクリーンが出現した。

 

ともあれ、

どれも、キレイ。

 

 


m