41頭の象 / 和田誠 /
トムズボックス / 212x202mm /
88ページ / ソフトカバー /
2,200円
は「本まるさんかくしかく」
で販売中です。
会議中や授業中の落書き、
やってましたよね。
パラパラ漫画というか、
フリック・ブック的なものも。
いいことではないのですが、
興味が行かないときは
なおさらです。
本書の21頭のゾウくんたちは
そんな環境で生まれたようです。
人生、どんなことになるか
分からんもんです。
ライトパブリシティに入社したての和田誠が、
クライアントとの会議中に暇つぶしに
描き続けた落書きが社長の目に止まり、
なんと同社から非売品として刊行された、
和田誠にとって記念すべき最初の出版物。
本書はそれから50年の時を経た2011年に、
吉祥寺のトムズボックスが増補版として
1000部限定で復刊したもの。
当初「21頭の象」として刊行されたものに、
お蔵入りになっていた鉛筆スケッチ21点を加え、
「41頭」に。
ひとつのモチーフで
いかにバリエーションを搔き分けるか。
その後の仕事へのSpring Boardとなった習作。