Open Country / Jay Dusard /
Gibbs Smith / 1994年 /
275x315mm / 72ページ /
hardcover / 英文 /
は「本まるさんかくしか」
で販売中です。
自分が
生まれ育った土地が
変わっていく。
嬉しいとか、
寂しいとか、
喜ぶとか、
悲しむとか、
いろいろあります。
そうなる前の
景色がここにあります。
ジェイ・デュサードの、
このパノラマ写真の
素晴らしいこと。
アダムスやポーターにも
負けやしません。
それでも
彼の
無尽蔵とも思える
ヴュー・ポイントも
減っていくしかないようです。
アメリカ西部は
わずか200年で開発によって、
大変貌してしまいましたが、
なんとか
手つかずのエリアを
ダサードは30年に渡って、
撮影してきました。
もっぱら、
白黒で4x5と8x10のビューカメラを使用。
1991年以降、
彼自身設計の4x10インチの
超広角パノラマカメラも
使用していたようです。
ネイチャー・フォトとして
優れているのはもちろんですが、
その構図の美しさも
著名な写真家に劣ることはありません。
それは
農場育ちで、
本物のカウボーイだった彼が、
子ども時代からずっと、
このオープン・カントリーに
身を置いていたことも
無関係ではなさそうです。