季刊 自然と文化 / 1986年 秋季号 /
特集:音霊 / 日本ナショナルトラスト編集 /
日本ナショナルトラスト / 1986年発売 /
183x225mm / 70ページ /
ソフトカバー / 1,430円 /
は「本まるさんかくしかく」
で販売中です。
確かに感じました。
感度の悪い私にも。
何かが
在る?
居る?
カミさんも
確かに感じました。
神の山、
大山の
大神山神社(おおかみやまじんじゃ)の
参道でのこと。
もしや
聞こえない音を
聞いたのでしょうか?
音波のようなもの。
神社は天につながる場所と
聞いたことがあります。
たぶん、
宇宙の音だったに違いない。
(表紙文より)
現代には音が満ちている。
私たちの鼓膜は休むことなく
それらに共鳴し続ける。
しかし本来、
自然界の隅々にひそむ
神羅万象のささやきに
耳かたむける事は忘れて久しい。
宇宙には無数の音=波が飛び交い、
私たちの身体を貫いている。
今、再びそれらと
交感するために音=声に
魂をひそませた「音霊」にこそ
私たちの存在を共鳴させなければならない。
目次:
湖の音 篠田桃紅 04
沈黙のパフォーマンス 北沢方邦 06
時間が存在しない頃の音 木戸敏郎 13
耳を啓く 佐藤聴明 23
釜鳴り現象と儀礼 牧野英一郎 28
声に骨(音骨) 郡司正勝 30
まよけの音 斉藤たま 32
耳のイメージ考 村山道宣 37
青銅の響き 田村史 45
人の音と楽器の音 徳丸吉彦 49