アレックス・カッツ展 /
透明な都会の日常 /
Alex Katz / シードホール編 /
西武美術館, 1988年 /
250×260mm / 87p /3,850円
は「本まるさんかくしかく」
で販売中です。
初期のコラージュは
もっとも好きな作品群です。
一方通行な偏愛は
ここからでした。
無駄を省いた
シンプルな構成、
キレイで優しい色。
ミルトン・エイヴリーや
熊谷守一とも
共通する特徴だと
自己判断しております。
自然の風景画は
どんどん
都会的でスタイリッシュに
なっていきます。
平面的ながら、
メリハリの効いた人工色と
筆数の少なさに
よるのでしょうかね?
収録作品は少ないものの、
彼の初期のコラージュから
カットアウトまで
幅広く堪能できる内容です。
簡潔なレイアウトは見やすく、
好感のもてるものです。
1988年に開催された
展覧会の図録です。
アレックス・カッツによる
油彩画、素描、コラージュ作品、
カットアウトを収録して、
その活動を概観可能な
内容となっています。