EMIL NOLDE BLUMEN UND TIERE /
Martin Urban /
DuMont Buchverlag Koln 1980 /
305x330mm / 45 pages (Text) + 19 plates /
は「本まるさんかくしかく」
で販売中です。
7月に
いちど
紹介はしたのですが、
言い足りなくて。
大きな画集ですが、
おおらかな雰囲気が漂う,
花々と動物たちを水彩で
描いた作品19点と
ドローイング12点、
の最小限の収録。
戦時中、
「狂気、厚顔無恥、無能の産物」の
レッテルを貼られたノルデは
デンマークの国境に近い
Seebull のアトリエに籠り、
匂いで感づかれないよう、
水彩で25センチ以下の
小さな作品を1,000点以上、
描いたそうです。
ということは
本書のは
原寸大ってこと?
それと
本当でしょうか?
ナチスドイツの
宣伝相:ヨゼフ・ゲッベルスは
彼の花の水彩画が好きだったとか。
こんな
裏話を聞くと
嬉しいような、
かわいそうなような、
複雑な気分。
でも
そんなこと、
知ってても、
知らなくとも
花と動物たちは
とても
美しいのです。