Ounce Dice Trice /
Alastair Reid (文) /
Ben Shahn ベン・シャーン(挿絵) /
NYRB 2009 / 197 x 262 mm /
64ページ / hardcover 英文 /
2,500円+250円=2,750円
は「本まるさんかくしかく」
で販売中です。
「言葉」
詩人 アラステア・リードの
「言葉」についてのテキストに、
大好きなベン・シャーンによる
91のドローイングを添えた画文集です。
意味からはなれた時、
言葉はそれぞれの
アウラ、外観、音を
持っています。
幼年時代、
私たちは言葉の意味を知るまでの間、
純然たる楽しみとして、
その音と形で遊びました。
(序文より)
そう、言われれば、
そうだったような。
そうでなかったような。
大人になっても
実体から離れた
言葉、ありますねェ。
アラート&ステップ。
言葉尻だけを
一人歩きさせる時代。
遊んでないで、
行間も背景も
しっかり
読み込まなければ
なりませぬ。
そうそう、
アラステア・リードは
「ききゅうをろめんでんしゃに」
という、本も書いています。
最初は1匹のチョウでした。
チョウは願いの叶うトリの骨と取り替えられ、
骨は凧に、凧は旗に。
チョウに始まって、
緑が生い茂るジャングル、
あるいは星2つ―はては全部?
誰がこんなことができると思うでしょう。
そう、作者のボブ・ジルとアラステア・リードは
できると思ったのです。
子どもたちは交換することの醍醐味を
味わうことになります。
洋風わらしべ長者?、
でした。