アフリカン デザイン
クバ王国のアップリケと草ビロード /
渡辺公三 福田昭男 / 里文出版2000 /
223x283mm 102p / hardcover
は「本まるさんかくしかく」で販売中です。
「大地の匂い」
表参道ヒルズの特別展示で
クパ王国で作られた美しい生地に
触れる機会がありました。
繊細な幾何学模様、
マスタード系の色で、
ちょっぴり大地の匂いも
感じました。
意外にしっかりとした
手触りとはいえ、
思った以上にその柄は
繊細だったように
記憶しています。
クパ王国を検索してみると。
1625 ~ 1900年に
アフリカの中央部にあった王国。
クバの王たちは代々、
宮廷の儀式のために
最上級の素晴らしい生地を手に入れ、
それとともに葬られました。
ラフィアと呼ばれるヤシ科の植物で
織られた布なかでも
もっとも有名なのが、
精妙な幾何学的パターンの
織物です。
その直後、
見つけたのが
この本でした。
簡単に説明すると
以下の通り。
諸外国からの文化の流入で、
やがては
その本来の価値を
喪失しかねない
クバの伝統芸術を紹介し、
あわせて、
デザイン的考察を
試みています
写真もいっぱいで、
なんと、嬉しい日本語でした。