本まるさんかくしかく Blog

古書販売の「本まるさんかくしかく」のオーナーブログです。 見た目の良さにこだわって、少し不思議だけど素敵なビジュアルの古書を趣味で集め、 気づけば、数千冊に。今では販売するまでになりました。ここで個人的な感想とともに 古書をご紹介していきます。

大谷 一良  心象の山々 山の版画と断章

心象の山々―山の版画と断章 /
大谷 一良 (著) / 恒文社 /
2000年発売 / 190x134mm / 94ページ /
1,500円+150円=1,650円
は「本まるさんかくしかく」
で販売中です。

 

 

「アルプ」

 

 

f:id:hon034shop:20200704112631j:plain



2005年ごろでしょうか、
神田神保町で月刊誌「アルプ」を
200円で手に入れた時のこと。


山好きの月刊誌でしたが、
エッセイ、詩、画文、写真、イラストが
薄く、簡素なソフトカバー本に満載。
しかも、
ハイクオリティ、
驚きました。

 

 

f:id:hon034shop:20200704112702j:plain

f:id:hon034shop:20200704112916j:plain




調べてみると、
著名な方々も
多く寄稿されているようでした。


3冊目ぐらいの
特集号を手に入れたら、
田淵行男さんの蝶のエッセイを
発見、
嬉しかった。

 

 

f:id:hon034shop:20200704112945j:plain

f:id:hon034shop:20200704113003j:plain




で、
表紙だけでなく、口絵、挿絵、で
表れては消える大谷さんの版画は
あって当然と思えるくらい、
当たり前の存在でしたし、
なにしろ、カワイイのでした。

 

 

f:id:hon034shop:20200704113044j:plain

f:id:hon034shop:20200704113102j:plain

 


「アルプ」の表紙・カットで
おなじみの版画家による画文集です。
山の仲間や、畦地梅太郎さん、深田久弥さん、
尾崎喜八さんたちとの交流も語ります。