How to Wrap Five Eggs:
Traditional Japanese Packaging /
Hideyuki Oka / Weatherhill 2008 /
Softcover 183x259mm 224p /
は「本まるさんかく」
で販売中です。
「玉子屋」
神戸に転勤していた時、
アパートそばの小さなアーケード商店街は
味噌屋、玉子屋、鶏肉屋、肉屋、
八百屋、果物屋、豆腐屋、魚屋など
と専門店でした。
近所にスーパーもあったのですが、
もっぱら、こっちで買っていて、
とくに玉子屋はお気に入りでした。
木箱の籾殻の中に玉子が入っていて、
選ぶのです。
いつも2個、買うのですが
新聞紙で器用に包んで
袋に入れてくれました。
それが良かったのです。
本書には
いくつか、
目にしたことのないものもありますが、
けっこう知っていて、
さほど、すげえと
感心することはありませんでした。
ただ、最近は目にしなくなりましたよね。
それでも
これだけ、まとめて、見せられると
先人たちが包むに施した機能が
ある意味、美とも思えてきたから
不思議です。
竹、稲わら、麻糸、紙、葉などの
天然素材による伝統包装、
221枚のモノクロ写真で
その起源、素材、使用方法を解説しています。
また、
自然とのつながりがかつて私たちの生活の中で
生き生きとしていた手仕事に
あったことも分かってきます。
この本はもともと
1975年に5つの卵を包む方法
というタイトルで出版されました。
How to Wrap Five Eggs:
Traditional Japanese Packaging /
Hideyuki Oka / Weatherhill 2008 /
Softcover 183x259mm 224p /
は「本まるさんかく」
で販売中です。