Tile Makes the Room:
Good Design from Heath Ceramics /
Robin Petravic (著), Catherine Bailey (著) /
Ten Speed Press 2015 /
Hardcover 222x261mm 256p /
は「本まるさんさくしかく」
で販売中です。
タイルは部屋を作る
(ヒース・セラミックスからの素敵なデザイン)
というタイトル通り、
美しい部屋をつくるために
「タイルでできること」を
50以上も紹介しています。
ヒース・セラミックスは
40年代中頃にエディス・ヒースが
設立した陶器メーカーで、
現在も当時と同じく
サンフランシスコに程近い
カリフォルニア州サウサリートにあります。
当時の製法そのままに
ハンドメイドでテーブルウェアを作り続け、
1940年代にデザインされたモデルが
代表するデザインとして
MoMAのパーマネントコレクション
になっているものも。
マットな釉薬、優しいフォルム、
くすんだ感じの微妙な色合いが
デザインの特徴。
がっちり
説明しちゃいましたが、
ここの陶器、ボウルやマグなど、
とっても、いいんです。
本書は
想像通り、
水回りの提案はもちろん、
リビングの素敵使いもあって、
タイルの可能性を
感じて、
見て、
探ることが
できる良本でした。
それでも
小さめ四角い白や水色タイルに
今でも
強烈な郷愁と安堵感を感じ、
いいなぁ
と思っています。
小学生時代、
365日、
歯を磨いた洗面台や
兄弟で入ったお風呂場の
壁がそうでした。
『チョット古新しい』。
マイブームが
大いに
影響しているようです。