猪熊弦一郎作品集 青春の軌跡(1902−1993)/ 丸亀市同現代美術館 / 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館1994 / Hardcover 275x245mm 136p
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1994年に丸亀市猪熊弦一郎美術館を皮切りに
1995年まで数カ所にて開催された
猪熊弦一郎展のカタログ。
美術学校時代の油彩から素描、
遊び心あふれるオブジェまで収録されています。
2015年に四国丸亀に
カミさんと出かけ、
団扇に、骨付き鳥に、うどんを
大いに楽しみました。
メインは
駅前の熊弦一郎現代美術館。
突然の雨で人出も少なく、
常設展示の猪熊作品を
たっぷり、ゆったり時間をかけて
鑑賞できたので二人とも大満足でした。
中でも気にかけていた「対話彫刻」が
展示されていて、感激。
「対話彫刻」は、
いのくまさんが針金や飴の包み紙など
日常生活の中で身近にある素材でつくっていた
ちいさなオブジェのこと。
聞くところによると、
禁煙した時、
手が寂しいので作り始めたそうですが、
その造形が面白いし、
なにより親近感を感じます。
材料のせいでしょうか。
猪熊さんはやっぱり、
フォルムの収集家だったことを
納得。
なかなか手が動かない私ですが、
東京に帰ってから、
月に一個ほど作っています。
いいですよ。