SOL LEWITT THE MUSEUM OF MODERN ART / ソル・ルウィット MoMA 1978 Softcover 270×216mm 181p
は「本まるさんかくしかく」で販売中です。
ニューヨーク近代美術館で開催された
ソル・ルウィット展のカタログです。
1962年から1977年にかけての
作品群と自身のコメントが収録されています。
初期の木製の立体、
ドローイングの連作、
ARCS AND LINES、
写真を使ったシリーズなど
274点の図版を収録、
かれの作品を堪能できる良カタログです。
ルイットはコンセプチュアル・アートの巨人だと信じています。
ドキュメンタリー映画『ハーブ&ドロシー』でも
彼は語っていました。
コンセプチュアル・アートでは
思想が最も重要で
作品は未完成でもいい。
思考過程をたどれば、
やがてフォームは見つかる。
フォームは言葉でもいい。
とてもシンプルだ。
線を描くだけで
技術はいらない。
どの人にも
指示さえ与えればいい。
言葉を理解できれば、
作品は作れる。
音楽を奏でるのと
同じだ。
楽譜が読めれば、
誰でも演奏できる。
でも、
演奏者で音色は違う。
「線は短くなく、まっすぐでなく」
「交わり、触れ合い、色を使って不ぞろいに」
「密度濃く、ランダムに壁を埋め尽くす」
素人の描いた作品が
今では
美術館に堂々と飾られ、
大事にされています。
すごいと思いませんか。